アイにバックカメラを付けたいと言うので調べてみると、そもそもモニターは無く、CDとラジオと後付けでETCしか付いてないため、バックギアとの連動を考えるとナビをヤフオクあたりで手に入れるのが安くていろいろ選べそうです。
そんなわけで、10年目を迎えつつあるアイですが、今どきの車にちょっと近づけようと思います。
ナビは2010年製カロッツェリア AVIC-HRZ990になりました。地図データも2010年のままのようですが、ご近所の買い物がメインで地図はほとんど使わないため問題無いでしょう。
(必要に応じてアップデートもできるようです)
カロッツェリアのサイトからこの機種の取付説明書をダウンロードし、別途、エーモンの三菱用オーディオハーネスを購入して、ナビ側の配線と接続していきます。
車体側の車速信号線とリバース信号線の位置は、アルパインの車種別取付け情報を参考にしました。
早速バックカメラの配線にとりかかります。
リアゲートの内装を外し、内側からワイパー下アクセスホール奥の2本のボルトを外すと、リアガーニッシュを外せるようになります。
ガーニッシュを引っ張って外したところ
カメラのケーブルを通すのにナンバー灯の穴が使えそうです。
ケーブルを挿し込んでナンバー灯をはめ込んでもカチッとフックが掛かります。
ナンバー灯の穴は、リアゲートヒンジ近くのゴムのジャバラが右側にあるため、最短コースということで右側を使用します。
リアゲート内部のカメラケーブルは配線ガイドを使い、ヒンジ近くのジャバラの中は柔らかいワイヤーを使って、ゴムを傷つけないよう慎重にケーブルを引き回しました。
ケーブルを車体側に引き込んだら、あとはコンソールを目指して内装を外していきます。結構素直に外れてくれます。
地デジ用のフィルムアンテナを貼るためビラーカバーも外しています。ツイーターのある最前面のカバーも外せるため、フィルムアンテナのケーブルは左右のピラーを降りてきてここの中に這わせました。
中央手前が14ピンコネクタと右横にアンテナケーブル、後ろに4ピンコネクタがあります。
車速信号は14ピンコネクタの12番茶色の配線、リバース信号は4ピンコネクタの1番白色の配線です。
(パーキングの信号線は既にアース線に接続されていたためそのまま)
とりあえず配線が完了したため、この状態で動作チェックしました。
バックカメラはガーニッシュに両面テープで固定です。
カオスな配線を整理し、本体を固定してカバーを取り付けて完成です。
後日
VICS用ビーコンユニットを前面カバー下に移し、ETCをアンテナ分離式(ナビ連動タイプ)に変更しました。
ETCの電源は、ヒューズボックスの青いコネクタの左横から
黄色が常時電源、赤がアクセサリー電源です。
090型TSシリーズメス端子側4極カプラを使用しました。