以前、ロアコンブッシュを交換したときの内容です。
道路のわだちでハンドルがとられるようになったのがきっかけ。
リジッドラックをかけ、補強プレートを外します。タイヤも外しておきます。
ブラケットのボルト(16mm)を外して、ギアプーラーで抜きます。
一緒に抜けてくれなかったゴムブッシュも再度ギアプーラーで抜きます。
パイプレンチで回そうとしても回りません。 (-_-;)
ブッシュの組み付けは、アーム先端部へ中性洗剤をつけて、手で強く押し込んだらなんとか入りました。
(ホームセンターで探し回って作った自作SSTは使わずじまい...)
新しい16mmのボルト(再使用不可)でブラケットを締付けます。締付トルク:59Nm
最後に補強プレートとタイヤを取り付ければ完了です。
ここも同じ16mmのボルトです。
Bentleyのservice manualによれば、ボルトは再使用不可とあり、塑性域角度法!で締付けるようです。
Stage 1 59 Nm
Stage 2 torque angle 90° +30°
締付トルクと最初の90°はいいとして、+30°って何でしょう?
とりあえずボルトは複数あるので、全てのボルトを90°回した後、更に30°回しておきました。
塑性域角度法って、学生の頃家にあったモーターファンの「毒舌評論」という連載によく出てきた言葉です。懐かしい。
アマゾンにこれをまとめた本が売られていて、ずっと前からほしい物リストに入れているんですが、なかなか高くて買えません。