E46 着座センサーキャンセラー取付け

助手席に人が乗っているかどうかを検出する着座センサーが断線したらしく、エアバッグ警告灯が点いてしまいました。
こういった場合、安全側で考えれば、事故の際には当然エアバッグが開くものと勝手に思っていたのでずっとほったらかしにしていました。

でもやっぱり目障りだし、調べてみると安かったのでキャンセラーを取付けることにしました。
eBayで1,500円くらい、送料無料、1週間ちょっとで到着しました。

 

早速取り付けます。
助手席のシートを固定しているボルトのキャップをとり、ボルトを外します。

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ヘッドレストも外しておきます。

後側のボルトも取り外し、シートレールの下に何か適当なものをかませて、作業スペースを作ります。

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シートの裏側にあるコネクタを外し、キャンセラー(グレーのもの)を取り付けます。
外したケーブルはインシュロックで固定しておきました。

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いつのまにかエアバッグ警告灯は消えていました。エラーリセットは要らないようです。
念のためBMW INPAで確認してみると、助手席に人が座っていることになっているので、大丈夫だと思います。
[ passenger seat : occupied ]

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E46 318i ベルト交換

 ひび割れて劣化していたため交換しました。

ウチのE46 318i(前期)は2気筒分少ないせいで、エンジンルームに余裕があります。このため、カバーなど一切部品を外さずに、とても短時間でベルト交換が可能です。

ブレーカーバーにそれぞれ15mm、16mmのソケットをつけるなどして、下図の矢印方向に回転させるとベルトが緩んで外れます。取り付けも同じ方法。


交換するベルト
 ・オルタネータ側:6PK1733(MT用)
 ・エアコン側:5PK950

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オルタネータ側

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エアコン側

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交換したベルト

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E46 CDV(Clutch Delay Valve)取外し

うちの車はエンジンが温まってくると、発進時の1速でクラッチのジャダーが出やすくなります。
いろいろ調べてみるとCDVを取り外すと効果がありそうです。

そもそもこのCDVは何かというと、クラッチレリーズシリンダーの片側方向のみ流量を絞るバルブで、これによりゆっくりとクラッチをエンゲージさせます。
よく古いレコードプレーヤーのトーンアームの下がる動きに例えられるようです。
でもこれだと磨耗が早いし、ドライバーがコントロール出来る範囲が狭まります。
ということで、取り外したときの内容です。

ジャッキアップしてリジッドラックをかけておきます。

写真中央部の溝が切ってある部品がCDVです。

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ホースをクランプしブレーキフルードをブロックしてから、CDVを取り外します。
クラッチブレーキフルードを共用しています)

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取り外したCDV

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CDVを外した左右をそのままつなげ、クランプを外し、ブレーキと同じ要領でフルードのエアを抜きます。

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結果です。
海外のWebではジャダーが無くなったという人がいましたが、自分の場合は若干まだ残ります。
でも、たまに大きくガクガクするのが無くなったので助かりました。

E46 CD53 ボリュームSW交換

 車内でiPhoneから音楽を聴きたくて、ヤフオクからAUX端子のあるCD53を落札したんですが、ボリュームSWがグラグラしてました。
そこで別のデッキからボリュームSWを移植したときの内容です。

どんどんバラしていきます。

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操作パネルと本体をつなぐフレキシブルケーブルを注意して外します。

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更にバラしていきます。

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白い樹脂の支柱が折れてました。

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同じようにバラした別のデッキのボリュームSWと交換です。

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E46 エキスパンションタンク交換

 帰省の帰りに冷却水低下の警告灯が点いてしまいました。ボンネットをあけてみると、エキスパンションタンクから漏れてアンダーカバーが濡れています。

でもエンジンが冷えるまで待てる時間がありません。
エア抜きからゆっくりと圧を逃がしきってから、ラジエターキャップを外して水を補充し、エア抜きとラジエターキャップを閉めました。途中、警告灯が点くたびにこの作業を繰り返して (-_-;) なんとか家にたどり着きました。

エア抜きからは、熱い蒸気が出てきます。
車載工具にあるプライヤーで10円玉を挟んで、ゆっくりと回しました。

(試しに、時短出来るかとエア抜きせずにラジエターキャップをそーっと開けてみましたがダメでした。ゴボゴボと音をたててLLCが噴出してきます。)

交換です。
前輪をスロープに乗せ、アンダーカバーを外してエキスパンションタンクドレンからLLCを抜きます。

エアクリーナーをどかして、ドレンプラグ横のホースとレベルセンサーのコネクタを抜きます。

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ラジエターとエキスパンションタンクにつながるアッパーホースを抜きます。

これでタンクをドレンのあるマニフォールド部(?)から外せる状態になります。

でもここからが格闘で、上から引っ張ったり下から押し上げたりと、樹脂部品に手加減しながら何度も繰り返してやっと外れました。

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外れるタイミングで下にいると、タンクに若干残ったLLCが降ってくるので注意が必要です。 (-_-;) 

AT車はこの接続部にサーモスタットが入っていて、外すときに壊れる場合が多いようです。
この取り外しが大変な場合は、取付けプレートごと外してしまう方法もありそうです。

マニフォールド部は横から見ると上下2つずつフックがあり、先端の曲がった板で、取付けプレートにロックされています。この板を持ち上げながら上に引いて外します。

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実はマニフォールド部を外さないでそのままタンクを取付けてみようとしましたが、力をかけ過ぎて取付けプレートを割ってしまいそうだったので早々に諦めました。

新しいタンクにマニフォールド部を組み付けて(結構きつい)、タンクを取付けプレートに押し付けながら下げれば、パチンッとロックされます。

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後は逆の作業で元に戻します。
LLCはちょうど2ヶ月程前に交換していたので、今回は目分量で追加しました。
LLCはBMW純正。タンクは非純正品でレベルセンサーまで付いていました。