E46 318i アクセルワイヤ交換

突然アクセルが妙に引っかかるようになりました。

特にシフトダウンでブリッピングした時に顕著に現れます。
そのまま強くアクセルを踏んでしまえば、引っ掛かりが外れて(?)動きだしますが、強く踏んだ勢いでギクシャクしてしまいます。

Webでいくつか調べてみると、アクセルワイヤを交換するのが良さそうです。ディーラーから購入したところ3千円とちょっとでした。

ケーブルはマイクロフィルターケースの下を通っているので、フィルターとケースを外しておきます。

スロットルカバーを外して、ワイヤを外します。素手で外れます。

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運転席足元のカバーを外します。
OBDコネクターも外して、カバーを取り出します。

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アクセルにつながっているワイヤを外します。
運転席側に顔を出しているグレーの樹脂の上をマイナスドライバーで押してロックを外し、ケーブルをエンジンルーム側から抜き取ります。

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グレーの樹脂部分を横から見るとこんな形をしています。右側が上になります。

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ケーブルサポート(?)からケーブルを外します。

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あとは新しいケーブルを使い、逆の手順で元に戻します。
最後にワイヤのたるみを調整ネジで取って、カバーをつければ完了です。

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で、早速試乗したところ... 直ってません。(-_-;) 
もう一度スロットル部のワイヤを外して、アクセルペダルとスロットルを個々に動かしてみると、原因はスロットルのようです。
スロットルを大きく速く動かした後、全閉の状態で一瞬固着したようになります。

次回はスロットルの清掃ですかね。

E46 アクセルペダル高さ調整

 この車を買った当時、真っ先に実施したのがこのアクセルペダルの嵩上げです。安易な方法で暫定策のつもりだったのですが、いつのまにか恒久策になってます。

写真を撮ったら汚かったので絵にしてみました。
(絵はRealOEMから拝借)

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同じアクセルペダルを買ってきて、上下の不要なものをカッターで切り落とします(簡単に切れます)。

ペダルを重ねて、ステンレステープを両側に貼れば完成です。
3〜4年もすると端のほうが剥がれてきたりするので、折を見て交換します。

よく覚えていませんがペダルの材質はPPだったかも。テープ探しにホームセンターを何軒かハシゴした記憶があります。

E46 ロアコントロールアームブッシュ交換

以前、ロアコンブッシュを交換したときの内容です。
道路のわだちでハンドルがとられるようになったのがきっかけ。

ジッドラックをかけ、補強プレートを外します。タイヤも外しておきます。

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ブラケットのボルト(16mm)を外して、ギアプーラーで抜きます。

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一緒に抜けてくれなかったゴムブッシュも再度ギアプーラーで抜きます。
パイプレンチで回そうとしても回りません。 (-_-;) 

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ブッシュの組み付けは、アーム先端部へ中性洗剤をつけて、手で強く押し込んだらなんとか入りました。
(ホームセンターで探し回って作った自作SSTは使わずじまい...)

新しい16mmのボルト(再使用不可)でブラケットを締付けます。締付トルク:59Nm

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最後に補強プレートとタイヤを取り付ければ完了です。

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ここも同じ16mmのボルトです。
Bentleyのservice manualによれば、ボルトは再使用不可とあり、塑性域角度法!で締付けるようです。

Stage 1 59 Nm
Stage 2 torque angle 90° +30°

締付トルクと最初の90°はいいとして、+30°って何でしょう?
とりあえずボルトは複数あるので、全てのボルトを90°回した後、更に30°回しておきました。

塑性域角度法って、学生の頃家にあったモーターファンの「毒舌評論」という連載によく出てきた言葉です。懐かしい。
アマゾンにこれをまとめた本が売られていて、ずっと前からほしい物リストに入れているんですが、なかなか高くて買えません。

E46 318i ブローバイホース交換

ブローバイホースの取付け部がこんなに汚れています。

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でもこのホース、冷却水のホースと一体化しているので、いつかLLCを交換するときに一緒にと、ずっと先送り(見て見ぬふり)してました。

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でも、さすがにそろそろやらなくちゃと実施したときの内容です。

初っ端から躓いてしまいました。
ラジエターからLLCを抜こうとしたところ、ドレンプラグが折れました。(-_-;)
(ショックで3秒ほど時間が止まりました)

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でもよくよく見ると、プラグまわりは六角形状になっていて、プラグを含むひとつの部品として構成されています。
RealOEMで確認して部品番号で検索すると、eBayにあったので購入することにしました。

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とりあえず今日のLLCの交換は中止にして、ブローバイホースまわりの下見をすると、冷却水のホースを取り外すのはかなり狭くて厄介です。それに漏れているわけでも無いのでモチベーションも上がりません。

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方針変更です。ブローバイホースと冷却水ホースを連結しているチューブをカットして、ブローバイホースのみの交換としました。カットしたチューブを巻いてインシュロックで固定しておきました。

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後日
一週間ほどして、ドレンプラグ一式が届いたのでLLCを交換しました。

一番困ったのはLLCの廃液で、2Lのペットボトルに数本たまりました。オートバックスかしわ沼南店に電話してみたところ、通販で買ったLLCですが、ご好意で引き取っていただくことになりました。ありがとうございました。

LLCは廃液処理のことを考えて購入しないとだめですね。

E46 着座センサーキャンセラー取付け

助手席に人が乗っているかどうかを検出する着座センサーが断線したらしく、エアバッグ警告灯が点いてしまいました。
こういった場合、安全側で考えれば、事故の際には当然エアバッグが開くものと勝手に思っていたのでずっとほったらかしにしていました。

でもやっぱり目障りだし、調べてみると安かったのでキャンセラーを取付けることにしました。
eBayで1,500円くらい、送料無料、1週間ちょっとで到着しました。

 

早速取り付けます。
助手席のシートを固定しているボルトのキャップをとり、ボルトを外します。

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ヘッドレストも外しておきます。

後側のボルトも取り外し、シートレールの下に何か適当なものをかませて、作業スペースを作ります。

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シートの裏側にあるコネクタを外し、キャンセラー(グレーのもの)を取り付けます。
外したケーブルはインシュロックで固定しておきました。

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いつのまにかエアバッグ警告灯は消えていました。エラーリセットは要らないようです。
念のためBMW INPAで確認してみると、助手席に人が座っていることになっているので、大丈夫だと思います。
[ passenger seat : occupied ]

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E46 318i ベルト交換

 ひび割れて劣化していたため交換しました。

ウチのE46 318i(前期)は2気筒分少ないせいで、エンジンルームに余裕があります。このため、カバーなど一切部品を外さずに、とても短時間でベルト交換が可能です。

ブレーカーバーにそれぞれ15mm、16mmのソケットをつけるなどして、下図の矢印方向に回転させるとベルトが緩んで外れます。取り付けも同じ方法。


交換するベルト
 ・オルタネータ側:6PK1733(MT用)
 ・エアコン側:5PK950

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オルタネータ側

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エアコン側

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交換したベルト

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E46 CDV(Clutch Delay Valve)取外し

うちの車はエンジンが温まってくると、発進時の1速でクラッチのジャダーが出やすくなります。
いろいろ調べてみるとCDVを取り外すと効果がありそうです。

そもそもこのCDVは何かというと、クラッチレリーズシリンダーの片側方向のみ流量を絞るバルブで、これによりゆっくりとクラッチをエンゲージさせます。
よく古いレコードプレーヤーのトーンアームの下がる動きに例えられるようです。
でもこれだと磨耗が早いし、ドライバーがコントロール出来る範囲が狭まります。
ということで、取り外したときの内容です。

ジャッキアップしてリジッドラックをかけておきます。

写真中央部の溝が切ってある部品がCDVです。

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ホースをクランプしブレーキフルードをブロックしてから、CDVを取り外します。
クラッチブレーキフルードを共用しています)

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取り外したCDV

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CDVを外した左右をそのままつなげ、クランプを外し、ブレーキと同じ要領でフルードのエアを抜きます。

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結果です。
海外のWebではジャダーが無くなったという人がいましたが、自分の場合は若干まだ残ります。
でも、たまに大きくガクガクするのが無くなったので助かりました。