スペアキーが必要でWebを探していたら、トランスポンダ(イモビチップ)に書込みが出来るツールが何種か売られているのを見つけました。
早速eBayでBMW AK90というものを購入してみました。
このツールの他に、並行して以下のものを準備しておきます。
・ブランクキー
鍵屋さんで同じ溝を彫ってもらいます。
・E46用中古赤外線キーレス (ヤフオクで購入)
赤外線ユニットをブランクキーへ移植します。
・トランスポンダ(eBayで購入)
作業する前にバッテリー端子を外しておきます。
運転席足元にあるEWS(白い箱)を取り外します。
このEWSの箱を開けて取り出した基板からデータを読込み、新しいトランスポンダに書込むことで、準備していたブランクキーと赤外線ユニットを合わせてスペアキーが完成します。
基板には全体にコーティング(フラックスではありません)されているため、接続部をクリーニングしておく必要がありました。
(家にあった除光液−主にアセトン−を綿棒につけて使用)
途中の作業はセキュリティ上の問題があるかもしれないので省略します。
トランスポンダへの書込みが完了しました。
ちなみにトランスポンダは写真の中央にPCF7935ASと書かれたもの。
ちょっと緊張です。 エンジンがかかりました。
あとは移植した赤外線キーレスのイニシャライズです。
1.メインキーのリモコンでドアを解錠します。
2.車に乗り込み、ドアを閉めます。
3.メインキーでイグニッションキーをACCにして、5秒以内にOFFに戻し抜き取ります。
4.スペアキーでアンロックボタン(□)を押しながらロックボタン(○)を3回押します。
5.リモコンのLEDがゆっくり10秒間点滅します。
(うまくいかなければ、4.を繰り返します。)
6.リモコンをルームミラーに向けて、アンロックまたはロックボタンを押します。
7.するとドアが一旦施錠され、すぐに解錠されます。
これでスペアキーのイニシャライズが完了です。
でもこの状態で終えると、イニシャライズが完了したスペアキーのリモコンでは施錠/解錠が可能になりますが、メインキーでは出来なくなってしまいます。
このため、このまま続けてスペアキーと同様に、メインキーもイニシャライズすることで両方使えるようになります。
(メインキーで4〜7を実施)